ディップ

説明会自動化で、昨年比2倍の新卒採用に挑む! 学生に“多様な参加の選択肢”を提供し、 会社説明会の常識を刷新!

日本最大級のアルバイト・パート求人サイト『バイトル』やスポットのバイトサービス『スポットバイトル』などの人材サービスに加えて、2019年よりAI・DX事業を展開し、労働市場における諸課題を解決するサービスを総合的に提供している、ディップ株式会社様。同社では、新卒採用の目標人数を昨年比の2倍へと増加するにあたり「会社説明会」の見直しをはかり、新たなアプローチとしてインタラクティブ採用「Recruit MIL」を導入いただきました。「ライブ型オンライン説明会×自動説明会」の併用で、参加率や理解度を改善しています。
今回は、ディップ株式会社 新卒採用戦略推進室 室長 亀井 雄紀 様(写真左)と杉山 菜月様(写真右)にお話を伺いました。

課題
  • エントリーから会社説明会参加への歩留まり改善(参加率)
  • 会社説明会を通じた、学生の理解促進
施策内容
  • 会社説明会をインタラクティブ動画化して、オンデマンド配信を実施(ライブ配信と並行)
効果
  • 説明会参加率10%アップ(目標)
  • 相互に納得のいく採用活動の実現により、歩留まりを改善(「視聴データから得た学生ごとの興味関心」と「面接などの対話で得た定性的な情報」を掛け合わせて学生理解を深める)

新卒採用の目標人数を昨年比の2倍へ増加!エントリーから会社説明会参加への「歩留まり」や「理解促進」に課題。

──事業内容を教えてください。

亀井様
以前は「人材業界のディップ」として人材サービス事業を中心に展開していましたが、2019年より求人広告を通じた人材採用の支援に加えて、AI・DXを活用したサービスの開発及び提供を行う新事業を開始しました。これに伴い、新たなビジョンとして「Labor force solution company」を掲げ、人材サービスとDXサービスの提供を通して、労働市場における諸課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指しています。

──所属部署とご自身の役割・ミッションを教えてください。

亀井様
私は新卒採用戦略推進室の室長を務めており、おもに採用戦略設計や採用活動のマネジメントを担当しています。部署全体では20名。①ブランディング・母集団、②リクルーティング、③バックオフィスという3チーム編成となっており、それぞれのチームの責任者としてマネージャーが1名ずつおります。私は経営や現場と密に連携をはかりながら、どんな採用をしていくべきか・何を変えるべきなのかなど、全体を統括しています。部署の目標としては当社フィロソフィーである「One to One Satisfaction」を掲げ、候補者一人ひとりの人生に寄り添える採用活動を目指しています。

杉山様
私はブランディング・母集団チームに所属していまして、認知度の拡大や、エントリー最大化をミッションとしています。またリクルーティング業務という形で、学生の面談にも日々向き合っています。

──新卒採用戦略推進室では、どのような目標値を掲げているのでしょうか?

亀井様
26年卒採用は、500名採用を目指しています。27年卒採用はさらに人数を拡大し、昨年比2倍を目指して動いている最中です。当社は、6月より新たにソリューション体制へと移行し、各業界に特化したプロフェッショナルチームを組成してきました。この支援体制をさらに広範囲に、そしてより深くお客様の課題解決をしていくことを目的とし、2027年度新卒採用の採用規模を拡大し、1,000名規模の採用を実施します。
ただ単に数を多く採用すればよいということではなく、もちろん質を掛け合わせていくことが重要になりますので、採用の量と質が求められている状況です。

──続いて、「Recruit MIL」で会社説明会を自動化する前の状況について教えてください。大人数の採用を目標とする中で、どのような課題をお持ちだったのでしょうか?

亀井様
一番大きかったのは「入口」の歩留まりの課題です。具体的には「エントリーから説明会参加への歩留まり」ですね。エントリーを増やす施策はもちろん、同時にエントリー者の歩留まりを改善する必要があると考えていました。ここの歩留まりが数%変わるだけで、最終結果が大きく変わるためです。

課題の一つとして「エントリーからの説明会参加率」がありました。エントリーからの説明会参加率は約3割で、興味をもって説明会を予約しているものの、1週間後など説明会当日までの間に予定を忘れていたり、予定が変わってしまったりと、開催までにタイムラグがあることで熱量が低減してしまう点を課題に感じていました。27年卒採用で採用人数を倍増させることを想定し、まずは入口の歩留まりを改善することで、採用の成果を大きく変えたいと考えました。

──参加率以外に、説明会に関する課題はありましたか?

亀井様
従来はライブ型のオンライン説明会を行っていましたが、準備や運営に多くのリソースと情熱をかけている割に、説明会後の理解度が上がりにくい点も課題としてありました。選考が進み、最終選考の前に「なんでディップなの?」と学生に聞いてみても、深く理解しているとは思えないことが多々ありました。私たちが「ディップのこの情報を知っておいてほしい」「ここに共感してもらわないと、内定が出ない」などと伝えたいことが多いがゆえに、情報を詰め込みすぎているかもしれない…と薄々感じていました。

「熱い会社だな」「チャレンジングな会社だな」という印象は残っても、情報過多で重要な部分が伝わりきっていない。そのため、最終面接の前に改めて「この記事を読んでおいてください」などと、振り返りのコンテンツを共有して、理解不足を補っていました。オンラインの説明会はライブならではの「動機付け」はできるものの、「理解」として機能させる場ではないと感じていました。

──会社説明会の諸課題に対して、どのように解決法を検討したのでしょうか?

亀井様
解決法を考えていたタイミングでCHOが変わり「何を破壊するのか?何を新しく創造するか?」と、従来の施策を抜本的に見つめ直す機会となりました。従来の新卒採用の流れとして「会社説明会」はファーストステップであり「必ずやるべきこと」という固定概念がありましたが、CHOとの会話の中で「本当に会社説明会が必要なのか?やらなくていもよいのではないか?」という問いが立てられました。

最初は「さすがに説明会はやめられない」と思ったのですが、改めて「エントリーからの説明会参加率が3割」であると考えると、同じ方法で続けていてはダメだと思えてきました。また基本的には「説明会=ライブ」という考えで固定していましたが、工数削減や理解促進のためにはやり方自体も変える余地があると感じました。

そこで「説明会というものを一度、破壊できないか?」「説明会という存在そのものを、抜本的に変える新しい手法がないか?」と、今までにない、新しい説明会の在り方を模索し始めました。

「ライブ型オンライン説明会+自動説明会」のハイブリッド開催で学生の選択肢を増やし、説明会参加率アップへ。

──そのような中「説明会自動化」をどのように知りましたか?また「Recruit MIL」の第一印象はいかがでしたか?

亀井様
「説明会の破壊と創造」をテーマに考えを巡らせている中、何気なくInstagramを見ていたときに「Recruit MIL」の広告が目に留まりました。「説明会を自動化する」というコピーを見て、一目でピンときてすぐに資料をダウンロードして、MILさんと商談をしました。詳細を伺って「これだ!いいじゃん!1回やってみよう!」と即決しました(笑)。

──「Recruit MIL」導入の決め手になったポイントは?

亀井様
まず、選考への入口となる「説明会」を自動化することで、学生がいつでも視聴できるようになり、参加率が上がると感じた点です。

また全社的に「業務効率化」が推進されていた背景もあり、説明会自動化によって年間100回の開催工数が削減できる点も、決め手となりました。加えて、思ったよりもコストが割安だったことや、手厚いカスタマーサポートが受けられるという安心感があり、スピード感をもって導入を決めることができました。

──今回、どのような目的・施策内容で「Recruit MIL」を活用しているか教えてください。

杉山様
おもにエントリーから説明会までの歩留まり改善を目的として「Recruit MIL」を活用しています。従来の説明会では「情報過多」のため学生に、重要な情報が伝わり切っていない点を課題に感じていましたが、「Recruit MIL」であれば、学生が好きなところをタップしながら主体的に情報収集ができるため、理解が深まることを期待しています。

亀井様
まだ施策を始めたばかりのため、数値や学生の反応はこれからですが、弊社内では「クリック・タップしながら説明会に参加できるのが新しい!」と非常に良い評価を受けています。目標としては「エントリーからからの説明会参加率が3割程度」という現状の数値から、4割台に改善することを目指して活用していきます。

杉山様
他社と比較して「ディップ」がどのような特徴のある会社なのか、わかるようにまとめました。学生の立場でも「最新の組織」や「仕事の説明」を分かるように説明することを意識して制作しました。また個々の学生が自身の興味や理解度に合わせて関連コンテンツを閲覧できるよう、弊社が過去に制作した「営業社員の仕事VTR」や「採用コンセプトムービー」などのリンクも掲載しています。

──ライブ配信と説明会自動化の両方を展開していますか?

亀井様
はい。「ライブ」だからこそのメリットも一定あると推測しているため、現在は「従来のライブ配信」と「Recruit MILでの説明会自動化」を並行して展開しています。「ライブ型の説明会 or 自動説明会」という選択肢を学生に与え、結果として「ライブがほとんど選ばれない」という状況になれば、少しずつ切り替えを検討していけたらと考えています。

インタラクティブ動画ならではの「タップ・クリックデータ」からの示唆、手厚い制作体制、配信開始後の丁寧な伴走を高く評価。

──導入後、間もないですが「説明会自動化」のメリットを感じた部分はありますか?

亀井様
はい、説明会の工数削減に加えて、説明会の後の「質問会」が自動化できたことですね。質問会では毎回同じ質問が多く、最も多い質問は「配属の決まり方」「仕事の大変なところ」です。私たちとしても、毎回同じ質問に同じ回答をするのは生産性が低いため、より価値のある時間の使い方をしたいと感じていました。Recruit MILの場合は、動画内の「Q&A」があるので、学生も気兼ねなく気になる質問を見ることができ、相互の体験向上として役立っているのではないかと思います。

杉山様
クリック・タップのデータも取得できるので、個人の興味関心と全体傾向の両方を把握できる点も非常に良いですね。ニーズの傾向を踏まえ、コンテンツ企画などに活かせると感じています。

──今回の企画開始から企画・制作・公開後に至るまでの、MILのサポート体制はいかがでしたか?

杉山様
制作体制が想像以上に手厚く、豪華なメンバーで撮影・制作を進めていただき、大変ありがたかったです。弊社からの細かい修正や変更点に対しても、柔軟にご対応いただきました。また配信開始後の丁寧な伴走もMILさんならではと感じます。都度視聴データを元にした提案をいただいており、実際に各数値も改善されています。

▼改善提案例

──今後のMILに期待することをぜひ教えてください。

杉山様
今後は視聴も増えていきますので、学生の視聴状況や興味関心などデータから読み取れる状況と改善策の定期的なレポート・提案に期待しています。

亀井様
「Recruit MIL」は学生がいつでも繰り返し視聴できるため、面談時における理解促進や、選考後半フェーズの意向醸成のためのコンテンツ・プラットフォームとしても活用したいと考えています。入口の歩留まり改善に加えて、出口の課題である「内定承諾率」も改善することで、採用人数の達成にもつなげていきたいですね。また、内定者研修など、採用以外の用途にも広げて応用ができそうです。引き続き、サポートをよろしくお願いします。

──本日はありがとうございました!今後とも宜しくお願いいたします。

担当者コメント:畔地 亮介
MIL株式会社 カスタマーサクセス
動画配信の設計および視聴データのATS連携をご支援しています。今回の施策では、会社説明会の完全オンライン化を目指し、MIL視聴後の導線設計、視聴条件設定・ATSとのデータ連携部分を主導しました。

今後も、視聴データから候補者の関心領域を把握し、選考設計に活かせる仕組みづくりを強化していきます。説明会〜内定までのプロセスで価値を出し続けられるよう、伴走してまいります。